若き頃の思い出

今日は夏空が戻って来ました。午後には、北海道行の身の回りの準備や、車の中の掃除や洗車をしました。
北海道の思い出北海道は21才時、山仲間三人で行きましたが、当時は貧乏人(今でもですが・・笑)で
したので、所持金は一人5,000円を持っての旅でした。

青森から青函連絡船で函館〜札幌に着いた頃には持って行ったお金も底を付き、手稲
言う場所で土方のアルバイトを1週間ぐらいさせて戴き、資金を得て目的地利尻島に。
札幌から列車で稚内、其処からカツオ船の様な小さの船に揺られ、利尻島の鬼脇と言う
小さな港街に無事到着。

目的は登山でしたので、利尻岳の仙法志稜の岩壁で岩登りを楽み?また山頂に行ったり
とで、10日間ほど島で過ごし稚内に戻りました。
帰りの資金が乏しく成って来たので、帰りの交通費を作る為のアルバイト探し・・
近くの海岸で砂防工事をしている親方に訳を話し所、快く?受け入れてくれ、人の温か
さが身に沁みました。
砂防工事現場で作業員の手伝い、物運びなどの1週間。
寝泊りは近くのバラック建て飯場。10人ほどが寝泊りしていましたが、毎日の夕食に
並ぶ、海産物が一杯入った汁の味は絶品で、今でも飯場生活を思い出します。
温かい人々に支えられた1ヵ月余りの若き日の旅でした。

明後日からの北海道、行きあたりばったりの旅ですので、利尻に行くかはまだ決めて
有りませんが、気が向いたら訪ねて見ます。
'